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軌跡 [バースデーリクエストライヴ]

全国11か所のバースデーライヴツアーが終了。

オープニングの1曲目から最後の曲まで、
すべてその場での客席のリクエストの中から唄う
オールリクエスト形式のバースデーツアーライヴ。

同じツアーでも、同じセットリストはあり得ないステージ。

ツアー中、人気のある楽曲には毎回のようにリクエストがあっても、
沢田聖子さんがリクエストの中から選曲をする、という形式から
必ずしも人気の楽曲の物差しにはならないものの…

やはり人気のある楽曲は唄った回数も多い。
また意外にリクエストが多く、唄う回数も多かった楽曲があり…
ライヴならではの傾向が出て、興味深かったツアーライヴ。

今どの曲をファンが聴きたがっているのか…
今回のツアーで、どの曲が一番唄われたのか…
を知りたくて…。

全11か所のセットリストから、
唄われた楽曲の回数を集計をしてみた結果です。


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【 バースデーライヴ回数別セットリスト 】

 【 8回 】
  『 キャンパススケッチ 』  …1979年発表曲
  『 シオン 』 …1979年発表曲
  『 卒業 』 …1982年発表曲

 【 7回 】
  『 走って下さい 』 … 1982年発表曲
  『 親愛なる人へ 』 … 2001年発表曲

 【 6回 】
  『 青春の光と影 』 … 1981年発表曲

 【 5回 】
  『 ナンクルナイサ 』 … 2003年発表曲

 【 4回 】
  『 春 』 … 1981年発表曲
  『 悲しむ程まだ人生は知らない 』 … 1983年発表曲
  『 あなたからF.O. 』 … 1984年発表曲  
  『 アンジェーヌ 』 … 1984年発表曲
  『 In My Heart 』 … 1995年発表曲 
  『 Respect 』 … 1997年発表曲
  『 smile 』 … 1997年発表曲  

 【 3回 】     
  『 坂道の少女 』 … 1980年発表曲
  『 ミモザの下で 』 … 1980年発表曲
  『 星空のメッセージ 』 … 1980年発表曲
  『 落葉の部屋 』 … 1981年発表曲
  『 いつか君に 』  …1981年発表曲
  『 雨の日のサンシャイ ン』 … 1981年発表曲
  『 ドール・ハウス 』 … 1983年発表曲
  『 ボヘミアン 』  …1983年発表曲
  『 雪ひとひらに 』 … 1983年発表曲
  『 アデュー 』 … 1984年発表曲
  『 小さな船 』 … 1985年発表曲
  『 あなただから 』 … 1985年発表曲
  『 Natural 』 … 1986年発表曲
  『 約束 』 … 1988年発表曲
  『 友達 』 … 1990年発表曲
  『 笑顔が好きだから 』 … 1994年発表曲   
  『 恋心 』 … 2003年発表曲
  『 道 』  …2008年発表曲

  
 【 2回 】
  『 バクの夢 』 … 1981年発表曲
  『 ラスト・バケイション 』 … 1983年発表曲
  『 心は風船 』 … 1983年発表曲
  『 モニュメント 』 … 1983年発表曲
  『 ターニング・ポイント 』 … 1983年発表曲
  『 にぎやかな悲しみ 』  …1983年発表曲
  『 自問 』 … 1983年発表曲
  『 触れていたい 』 … 1984年発表曲
  『 想い出のオルゴール 』 … 1984年発表曲
  『 Potential 』 … 1985年発表曲
  『 マイ・ペース 』  …1985年発表曲
  『 TEENAGER 』  …1985年発表曲
  『 Don't forget forever 』 … 1985年発表曲
  『 ふ・た・り 』 … 1985年発表曲
  『 ラストオーダー 』  …1986年発表曲
  『 No Goodbye 』 … 1986年発表曲
  『 まっすぐに…愛 』  …1986年発表曲
  『 冷たい言葉で傷つけて 』 … 1986年発表曲
  『 LIFE 』 … 1988年発表曲
  『 office 』  …1988年発表曲
  『 そよかぜの中で 』 … 1988年発表曲
  『 明日を変えたい 』  …1989年発表曲
  『 雨 』 … 1989年発表曲
  『 夜明け 』  …1991年発表曲
  『 ガンバッテミヨウ! 』  …1995年発表曲
  『 ささやかなこの人生 』  …1995年発表曲
  『 せつなさを抱きしめて 』 … 1995年発表曲
  『 Pure Love 』  …1997年発表曲
  『 どんな時でも あなたを想ってる 』 … 1997年発表曲
  『 振りむけば いつも あなたがいた 』  …1998年発表曲
  『 いつだってチャンスは、今。 』 … 2001年発表曲
  『 タラレバ 』 … 2001年発表曲  
  『 星より遠い 』 … 2003年発表曲
  『 誕生 』 … 2004年発表曲    
  『 それなりに 』 … 2006年発表曲  
  『 金木犀の季節 』 … 2010年発表曲
  『 桜のトンネル』 … 2010年発表曲
  『 パセリ 』 … 2012年発表曲
  『 笑う門には福来る 』 … 2012年発表曲

 【 1回 】
  『 素敵な朝 』 …1980年発表曲
  『 春の娘 』 …1980年発表曲
  『 さよなら貴方 』 …1981年発表曲
  『 風と少年 』 …1981年発表曲
  『 真くんへの手紙 』 …1982年発表曲
  『 輝く風のように 』 …1982年発表曲
  『 星空の恋人 』 …1982年発表曲
  『 春眠 』 …1982年発表曲
  『 青春エピローグ』 …1982年発表曲
  『 Blue in Blue 』 …1983年発表曲
  『 何度恋しても… 』 …1983年発表曲
  『 季節 ~シーズン~ 』 …1983年発表曲
  『 出来ることなら 』 …1983年発表曲
  『 行きくれて…行きついて 』 …1983年発表曲
  『 風の予感 』 …1984年発表曲
  『 やさしい雨の中 』 …1984年発表曲
  『 思いちがい 』 …1984年発表曲
  『 今夜の靴は踏みはずして 』 …1984年発表曲
  『 Are You Happy? 』 …1985年発表曲
  『 ごめんね 』 …1985年発表曲
  『 時がいくつ流れても 』 …1985年発表曲
  『 上着とテレフォン 』 …1985年発表曲
  『 風色のチャンス 』 …1985年発表曲
  『 スクラッチ・ノイズ 』 …1985年発表曲
  『 ふたつめの春 』 …1985年発表曲
  『 気にしないで 』 …1985年発表曲
  『 Summer Eve ~真夏を待つように 』 …1986年発表曲
  『 A・MA・NO・JA・KU 』 …1986年発表曲
  『 黄昏の街 』 …1986年発表曲
  『 September Blue 』 …1986年発表曲
  『 夕凪 』 …1989年発表曲
  『 黄昏 』 …1988年発表曲
  『 素直に… 』 …1989年発表曲
  『 孤独なランナー 』 …1989年発表曲
  『 君のために 』 …1989年発表曲
  『 See You Again 』 …1990年発表曲
  『 距離を超えて 』 …1990年発表曲
  『 ふられてしまった 』 …1990年発表曲
  『 Acoustic Summer 』 …1991年発表曲
  『 空を見上げて 』 …1991年発表曲
  『 離れて行く 』 …1991年発表曲
  『 乗り越えて行けるね 』 …1991年発表曲
  『 好きです 』 …1993年発表曲
  『 負けないで 泣かないで 』 …1993年発表曲
  『 青春のDA・DA・DAN 』 …1993年発表曲
  『 優しい風 』 …1994年発表曲
  『 夢を忘れない 』 …1994年発表曲
  『 風になりたい 』 …1995年発表曲
  『 10円玉見つけた 』 …1996年発表曲
  『 青空 』 …1996年発表曲
  『 晩夏 』 …1997年発表曲
  『 君と歩いた青春 』 …1997年発表曲
  『 PRESENT 』 …1998年発表曲
  『 悲しみはいつの日も 』 …1998年発表曲
  『 風を感じて 』 …1999年発表曲
  『 旧友再会 』 …2001年発表曲
  『 大好きな街~富良野 』 …2002年発表曲
  『 ひとり愛 』 …2003年発表曲
  『 Pacifism 』 …2003年発表曲
  『 想い出にできない 』 …2003年発表曲
  『 息子からの伝言 』 …2003年発表曲
  『 雨ノチ晴レ。 』 …2004年発表曲
  『 ホロホロ 』 …2007年発表曲
  『 ここにいる 』 …2007年発表曲
  『 ありがとうの唄 』 …2007年発表曲
  『 緑の雫 』 …2008年発表曲
  『 優しい人になりたい 』 …2010年発表曲
  『 幸せを探そう 』 …2010年発表曲
  『 恋文 』 …2012年発表曲
  『 Angel 』 …2012年発表曲
  『 泣いたっていい 』 …2012年発表曲
  『 メロディー 』 …未発表曲


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昨年、初期クラウン時代のセルフカバーアルバムを発表し、
全国ツアーでその収録曲を唄っていたことから、
79年から81年の楽曲には例年よりリクエストが少なく、
その後のフォノグラム時代にリクエストが集中したことが顕著に表れている。


ちなみに、最多の8回唄われた楽曲の3曲は…

1979年の記念すべきデビューシングル曲。
1979年の2枚目のシングル曲とともに、沢田聖子の代表曲。
そして1982年の沢田聖子最高のシングルヒット曲。


 【 年代別曲数 】 

      1979年発表曲・・・ 2曲  
      1980年発表曲・・・ 5曲
      1981年発表曲・・・ 7曲
      1982年発表曲・・・ 7曲
      1983年発表曲・・・15曲
      1984年発表曲・・・15曲
      1985年発表曲・・・ 9曲
      1986年発表曲・・・ 9曲
      1987年発表曲・・・ 0曲 ※リリース曲なし
      1988年発表曲・・・ 5曲
      1989年発表曲・・・ 6曲
      1990年発表曲・・・ 4曲
      1991年発表曲・・・ 5曲
      1992年発表曲・・・ 0曲 ※リリース曲なし
      1993年発表曲・・・ 3曲
      1994年発表曲・・・ 3曲
      1995年発表曲・・・ 5曲
      1996年発表曲・・・ 2曲
      1997年発表曲・・・ 6曲
      1998年発表曲・・・ 2曲
      1999年発表曲・・・ 1曲
      2000年発表曲・・・ 0曲 
      2001年発表曲・・・ 4曲
      2002年発表曲・・・ 1曲
      2003年発表曲・・・ 7曲
      2004年発表曲・・・ 2曲
      2005年発表曲・・・ 0曲 ※リリース曲なし
      2006年発表曲・・・ 1曲
      2007年発表曲・・・ 3曲
      2008年発表曲・・・ 2曲
      2009年発表曲・・・ 0曲 ※リリース曲なし
      2010年発表曲・・・ 4曲
      2011年発表曲・・・ 0曲 ※リリース曲なし
      2012年発表曲・・・ 3曲
      2013年発表曲・・・ 0曲 ※リリース曲なし
          未発表曲・・・ 1曲
  


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リリース曲のなかった年を除けば、
2000年以外の年すべての発表曲を唄っていた…
という驚くべき結果が出て…

11ステージでバラエティに富んだ楽曲が唄われ、
改めて沢田聖子さんの歴史を感じたリクエストライヴ。


ライヴ終了後の飲み会で、みんなで顔を突き合わせて
その日のセットリストを思い出しながら書き出し…

各地でご一緒したファンの皆さんに感謝です。 


全11か所で唄った曲数は…

各自で電卓をたたいてください…。   


  
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伝説 [バースデーリクエストライヴ]

2014年バースデーオールリクエストライヴ。

3連休の関西シリーズは、京都・大阪・奈良。

その日のお客さん一人残らず全員に、直接ステージからリクエストを訊き、
その中から順に聖子さん自身が選択して唄うリクエストライヴ。

チケット前売りの枚数から、事前に客席数を勘案して
あらかじめ客席のグループ分けを描いて
おおまかな曲数と時間は計算してるはず…

けれどライヴが進むにつれ、客席は当然のこと
ステージ上の聖子さんもヒートアップして行く。

できるだけ沢山のファンのリクエストを唄ってあげたい。
という想いが徐々に大きくなり、後半になればなるほど
グループごとに選ばれる曲数が増え始め、
最後のグループでは、大盤振る舞いも珍しくない。

大阪ライヴでは、最後のグループから募ったリクエスト数は8曲。

客席の雰囲気は

「全部唄って…」

という声に出ない想いと叫びが会場を包み込む。



その雰囲気を察したのか…
今日のエンディング…

「全部唄っちゃおうか…」

とぽつりと。

客席からは大きな拍手の嵐。
この時点で、ライヴ開始からすでに3時間20分。
この8曲を唄えば、さらに30分はかかる計算。

8曲の楽譜を並べて眺め…

「やっぱり多すぎるから、この中から選ぼうか…」

とまたぽつりと…

客席からはすかさず
「え~~~~~~~~~!」
という声。

「やっぱり、そうだよね」と思い直し、
全曲唄うことを覚悟した聖子さん。

これまでで、一番長くなるかな…と覚悟した様子。


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MCも挟まず、ピアノにギターに…
額に汗しながら、次々に唄う聖子さん。
声もかすれ始め、高音を出す表情も苦しそう…。

最後の曲を唄い終わってみれば…
ライヴが始まってから…

3時間50分。

35年追いかけてきて、これまでにない…
3時間50分。

そして
これまでにない…
唄いながら、辛そうに表情をゆがめる聖子さん。


間髪入れず
「え~~~!」
と第一声を発してしまったことを、ちょっと後悔…。

たった1曲でも、
想いの限りが込められた1曲の大切さを
知っているはずなのに…

いつまでも…
このまま夜が明けるまで…
という想いが正直なところだけれど…
頑張って唄ってくれたことは、涙が出るほどうれしい…。

けれど…

ファンの勝手なおごりが…
あんな辛そうな表情をさせてしまった。

少し…反省。


たった1曲の大切さ…

たった1分でも逢えるだけで…


あらためて

あの想いを。


もう " 伝説のライヴ " なんて必要ないよ。

貴女がいることが

ファンにとってなによりの伝説。



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関西遠征 [バースデーリクエストライヴ]

ライヴ遠征

あちこち旅をしていると、旅先での失敗やトラブルはつきもの。

特に関西遠征では、不思議と大小様々なトラブルの想い出がある。

苦笑いと照れ笑いで済むものもあれば、

顔から火が出そうな恥や失態も…。


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10年ほど前…
京都へ行く新幹線の車内、乗車前に買ったカフェモカを持ち込み、
座席に座ってテーブルにカフェモカを置いて…

リクライニングを倒して上着を脱ごうとしたところ、
袖がカップにひっかかり、カップごと床に落ちてひっくり返ってしまった。
(  ゚ ▽ ゚ ;)

カフェモカが社内通路に流れ、床は洪水…
車内は甘い香りが充満し…
どなたかが車掌さんを呼んでくれ、後始末をしてくれたけれど…
京都に着くまでの約2時間、針のむしろだった。

大変恥ずかしく、申し訳ない想いをした。
今思い出しても、顔から火が出そうな事件。

以来、車内に持ち込む時はキャップが閉まる物を選ぶようになった。


   200436830.jpg


5年ほど前…
高熱をおして大阪~京都遠征に行き、大阪ライヴの翌日。
ホテルをチェックアウトした時、「このまま帰ろうか…」
と思ったほど、熱が出ていて身体もフラフラ…。

なんとか京都にたどり着いて、夕方まで時間つぶしをしていたものの、
身体を支えきれず、ライヴ会場前の壁に寄りかかったまま意識を失った。
(x_x;)

開場時間近くになって、やって来たファン仲間から起こされて気がついた。
幸い置き引き等の被害もなかったけれど、大変危ない思いをした。

以来、熱を出したら……

根性で1日で治すようにしている…

(-"-;A


     091108_1036~01.JPG


3年ほど前…
新幹線の京都で降りる時間の15分ほど前になって熟睡してしまい、
ハッと気がついて時計を見ると、ぴったり京都駅に着く時間。

「ちょうど京都に着く時間だ…」
と思って降りる準備を始めると、なかなか京都につく気配がない。
「まだかな…」と思っていると…
到着時間から2~3分過ぎていて…

「ヤバイ!すでに京都に着いていて、もう発車しているんだ!」
「乗り過ごした!!!!」
と気がついた。
(°Д°;≡°Д°;)

冷や汗が吹き出し、頭の中はグルグル渦を巻いている。
ライヴの開始時間を考えようとしたものの、殆ど思考停止状態。
「落ち着け、落ち着け…」と言い聞かせ…

落ち着いて考えると、次の新大阪までは15分ほどなので、
新大阪で降りて、反対側の東京行に乗れば間に合う。

もともと時間に余裕をもって動く習慣があるので、事なきを得た。
姫のように、時間ギリギリに動いていたらアウトだった。

以来、変わらず時間には余裕をもって動くように…。

これだけは、姫をお手本にしないように。

:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


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1年前…
京都ライヴ終了後、ファン仲間みんなで飲みに行き、
飲み終わって夜0時近くにホテルの部屋に戻り、
エレベーターで自分の部屋の階に行くと、
自分の部屋番号がない…。

おかしいな…
何度探しても自分の部屋番号がない。
階を間違えたわけでもない…
不思議だな…

と酔っぱらった頭で考えていると…

違うホテルに入っていたことに気がついた。

( ̄□ ̄;)

大阪では、カードキーを部屋内に刺したまま外出してしまった…


挙げたらキリがないほど、旅先の失敗は盛りだくさん。

でも、今となっては良い想い出の一つ。


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沢田聖子さんのおかげで、日本全国に旅ができ…

あちこちにファン仲間がいて…

感謝です。


この関西遠征、何ごともないように。

聖子さんも。

(。-人-。)


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前半戦を終えて [バースデーリクエストライヴ]

2010年から始まったバースデーリクエストライヴ。

この年好評だったリクエスト形式をさらに進化させ、
翌年からは東京以外の地方都市でも開催し、
1曲目から最後の曲まで、全て客席からのリクエストに応える
前代未聞のオールリクエストライヴ形式に。

この年の初日の東京は、200人を超えるファンがライヴハウスに集まり、
唄い終えるまでに要した時間は3時間30分。
唄った曲数は、通常の2ステージ分に相当する圧巻の36曲。

2014年は全11か所のツアー。

柏、さいたま、名古屋、浜松、東京、横浜の前半戦を終え、
後半戦は京都、大阪、奈良、岡山、広島。

各地で様々なリクエストが飛び出し、客席も悲喜こもごも。
採用された曲、採用されなかった曲。
どの曲も、それぞれの想いが詰まった楽曲たち。

「 この曲、唄ってほしい… 」
会場のファンの熱い想いが交錯し…

「 この想い、ステージに届け… 」
とばかりに…。

会場のすべてのお客様から直接リクエスト曲を順に訊き、
演出もセットリストもMCも、すべてにおいてリハーサルが存在しない、
すべてがその場で決まるガチンコ勝負のステージ。

同じツアーでありながら、
同じセットリストのステージは絶対にないライヴツアー。


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昨年リリースしたセルフカバーアルバム
『 Singer Song Writer ~GREEN~ 』

1979年から1981年までの自作楽曲をセルフカバーし、
新たな装いで生まれ変わった楽曲たち。
10代の想いを綴った、淡い想いを詰め込んだ1枚。

その第二弾として5月25日にリリースされる
『 Singer Song Writer ~BLUE~ 』

1982年から1984年までの自作楽曲のセルフカバー。
緑から青の時代へと、20代の女性の想いを綴り…
迷宮の入り口へ差し掛かろうとしていた頃…。


これまでにシンガー・ソング・ライターとして沢山の曲を書き、
今では滅多にステージでは唄わなくなった楽曲も多い。

けれども、歌詞もメロディーも幼い10代のころの作品は、
今の自分には思い浮かばないものもある…と語る。

そして…

   歌は歌ってあげないと死んでしまう…

   息を吹き込まないと、曲は死んでしまう…


セルフカバーアルバムのきっかけにもなったという
バースデーオールリクエストライヴ。

前半戦を終え、絶好調を維持している沢田聖子さん。
関東の締めとなった横浜でも、これまでにないヒートアップ。

5月25日の35周年デビュー日に向けて、
後半戦の盛り上がりは言わずもがな。



沢田聖子さん、デビュー35年目の春。


   生涯、歌を唄い続けていられれば幸せ…


と語る沢田聖子さん。


もう、迷いはない。


【武蔵野新聞インタビュー記事】



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HAPPY BIRTHDAY [バースデーリクエストライヴ]

1962年3月13日

早春の朝…

沢田家に、お二人目のお子さんが生まれようとしていた…

早春の朝。

午前9時過ぎ…

それまで穏やかだった春の太陽が一天、にわかにかき曇り…

天から龍が舞い降りるかと思うほどのすさまじい雷鳴と共に…


後に…

雄大な青空の下を流れる唄声のように…

大きな大きな産声を上げた。



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聖母マリアのように…


   清らかに

   心優しく

   美しい女性に…


そんなお母さまの願いが込められた…


     " 聖子 "



     200273873.jpg



決して類い稀な才能があるわけでもなく

絶世の美女であるわけでもない。

スタイルがいいわけでもない。


10代の頃には、ニキビに悩んでいたごく普通の女の子。

性格もおしとやかなわけでもなく

頑固で男勝りの意地っ張り。


こちらが近づけば、そっぽを向き…

こちらが引こうとすれば…


まるでネコのような…。

孤高の女性。



ほんとは…

甘えたがりで

寂しがり屋のくせに…。



   IMG_4511 - コピー (2).JPG



初めて出逢ってから2年目の時。


まだ17だったにもかかわらず…

自分の人生で一人、出逢うか出逢わないか…

と言っていいくらいの女性になるかもしれない…

と予感した時。


ここで離れたら…

ここで手放したら…

もう二度と…。


これ以上の女性にはもう、絶対に出逢うことはない。

そう思って…

日本を離れなかったあの時。


ずいぶん呆れられたけど…

間違っていなかった。



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   ステージで唄いながら、パタッと倒れてもいい…

   みんなに見守られながら…。



素直に、そう言えるようになった貴女。


ここまで来るには、大変な想いもたくさんしたね。


やっと…

やっと夢がかたちになってきて…。

もう…

もう夢のかけらを拾い集めることはしないね…。


もう俺たちが、させない。


いつもいつも…

見守ることしか出来なかったけれど…

それで満足…。

貴女が笑顔でいてくれるなら…。


これからも。


    ♪ 沢田聖子さま ♪

    お誕生日、おめでとうございます。




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