星空の恋人 [初期クラウン時代]

『 星空の恋人 』
作詞:三浦徳子 作曲:西島三重子 編曲:渡辺博也

1982年3月20日、4枚目のオリジナルアルバム 『 卒業 』 収録。

三浦徳子さんの詩と西島三重子さんのメロディ、
渡辺博也さんのアンニュイなアレンジが秀逸な1曲。

夜空の星に想いを馳せる…
冬の夜空が目に浮かぶ…

シングル 『 卒業 』 のスマッシュヒットと大ヒットアルバム、
ざわつき始めた喧噪の中、遠のいていく後ろ姿…
それでも、変わらぬ想いをそっととささやくように…。
アルバム中、慎ましやかに流れる…隠れた名曲。


作詞の三浦徳子さんはこのアルバムを主に、
数々の作詞を沢田聖子さんに提供している。

1977年に作詞家としてデビューし、ヒット曲は圧倒的な数を誇る。
80年代のアイドル歌手のほとんどが三浦徳子さん作詞の楽曲を唄い、
そのほとんどが、ヒットチャート上位にランキング入りしている。

大ヒット曲の数は圧倒的で、代表曲を挙げたら切りがないほど。
80年代歌謡曲はこの作詞家が支えていた、と言っても過言ではないほど。


クラウン時代最初のシングルヒットを狙ったデビュー3年目。
超一流の作家陣を揃えてリリースしたアルバム 『 卒業 』。
このアルバムでは全10曲の収録中、6曲の歌詞を提供している。

アルバム 『 卒業 』 での三浦さんの歌詞には、
様々な作曲家のメロディがつけられ、バラエティに富んでいる。

初のスマッシュヒット 『 卒業 』 には加藤和彦氏、
『 輝く風のように 』 『 星空の恋人 』 では西島三重子氏、
『 もしもいつの日か 』 『 春眠 』 には森田公一氏と、超一流揃い。

そして 『 真くんへの手紙 』 に沢田聖子さんがメロディを添えている。

フォノグラム移籍後のアルバムでは、
『 季節 ~シーズン~ 』 『 Blue in Blue 』 が提供され、
この2曲も沢田聖子さんが曲を手掛けている。

どの詩も、少女の淡い想いと駆け抜けるような鮮烈な想いが同居し、
この時期の沢田聖子さんにはまだ書けなかった、
新たな魅力を引き出した三浦徳子さん。

同時期の滝真知子さん、安井かずみさんらと共に、
女性大ヒットメーカーとしてその名は轟いていたものの、
" 人となり " がほとんど伝わっていない、謎の多い三浦徳子さん。

これだけの詩を提供された沢田聖子さんも、
一度もお会いしたことがないという。


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5月リリース予定のニューアルバムのレコーディングと
35周年記念のDVD発売に向けて、制作活動の真っただ中。

次のステージは、3月のバースデーライヴ。

それまで、しばし…。


冬の夜空を見上げ…

星空を見上げ…


春先にはあたたかな歌声が

また降り注ぐ…。


5月には…

貴女が集めた星屑が…

春の夜空に散りばめられる…


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コメント 3

hatumi30331

寒くて・・・外の風の音が聞えてます。
早く春の夜空みたいです!^^
by hatumi30331 (2014-01-19 00:26) 

銀狼

三浦徳子さん!
我が歌姫も本当にお世話になりました^^
デビュー曲から3曲目までのシングルに
1st・2nd・3rdアルバムの殆どの作詞を。。。
彼女の存在なしには今の我が姫はあり得ませんでした。

by 銀狼 (2014-01-19 01:33) 

johncomeback

35周年ですか、あっという間ですねぇ。
by johncomeback (2014-01-19 08:44) 

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